こじまるーム

DIY ねこ 50代で無職・就活とか 一人介護の思い出 とかいろいろ

母の認知症に気づいたきっかけ

夜、10時過ぎ頃だったと思います

先に寝た母が 突然寝室からわめきながら出てきて、居間に飛び込んできました

あわてて、「どうしたの?!」と見ると両手で口の中の舌を押さえて

「舌が喉に引き込まれる!手を離すと窒息してしまう!」と訴えてます

あわてて「家庭の医学」やネットを検索したけれど、対処法は見つからず、119番に相談した結果 救急車を向けてもらうことになりました

救急車が到着すると、母は口に両手をつっこんだまま自分から車に乗り込みにいった

隊員の方が「お薬手帳を確認したい」というので、母の通院バッグの中から手帳をお渡ししたら…

母はその時 78歳

物忘れや鍋を焦がしてしまうことは時々ありましたが、年相応のことだと思っていました

だから通院に関しても、薬の管理や服用に関しても、すべて本人まかせで私はなにも知りませんでした 頭の中を「認知症」の文字がぐるぐる回った 同時に、モノ取られ妄想が酷く、いつも母と喧嘩をしていた祖母のことを思い出していました

停車している救急車の中で母は、隊員の方に「手をどけてみて」と言われても、当初「手を離したら死ぬからできない」と頑なに拒んでいましたが、 「大丈夫 そうなったらすぐひっぱりだして上げるから」と説得されておそるおそる手を離しました

舌が喉につまることはありませんでした

それでも強い不安を訴え続ける母 救急隊員の方と相談の上、念のため近くの救急病院へ行くことになりました。「一緒に乗っていきますか?」といわれ、気が動転しているまま、私も救急車に乗り込んでしまいました

診察の結果は…

 そして 帰宅といわれた瞬間、我にかえりました

幸い、市内の病院だったため、払える範囲のタクシー代で済みましたが (この時の教訓は後でちゃんと役に立ちました)

その後、家に帰っても母は「異常はない」との言葉に納得せず、不安を訴え続けました

そのため、医療関係の友人に相談して、身体に害のないものを「偽薬」として、「喉がつまりそうになった時はこれを服用すると治る」と説明したところ、薬の存在に安心したのか、「偽薬」の出番は二回ほどでなくなり、母もいつの間にか忘れていったようでした

今にして思えば、あの出来事は最初の「夜間せん妄」でした


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