こじまるーム

DIY ねこ 50代で無職・就活とか 一人介護の思い出 とかいろいろ

3年後の文箱

3月10日は東京大空襲があった日だそうです

新聞を見てそう気づく前に、不思議なことに私はその東京大空襲のことを考えていました

 

夕べ深夜、私はブログの「昭和レトロ」のカテゴリーに載せるものはないかと考えていて、ふと母が持っていた花柄のプリントの文箱のことを思い出し箪笥の奥から探し出しました

 

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「うん いい具合に昭和!」手に取って蓋をはずしひっくり返した時に、母の書付を見つけました

「昭和23年9月3日 東京で信(のぶ)ちゃんより」

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信(のぶ)ちゃんとは、母の親戚(いとこ?はとこ?)の女性で、母より少し歳が上だったと思います

20年くらい前にお亡くなりになりましたが、ずっと東京にお住まいの方でした

 

そして、母に聞いた「信(のぶ)ちゃん」の話を思い出しました

 

昭和20年の東京大空襲の時、茨城の利根川沿いにある母の家からも 東京方面の空が赤くなっているのがわかったといいます

 

信ちゃんは家族と一緒に家を焼け出されて、茨城の親戚(母の家)を頼って、野宿したり、農家の納屋に泊めてもらったり、ボロボロで虱だらけになりながら、何日もかけて歩いてきたそうです

 

8月に戦争は終わりました

信ちゃんがいつまで茨城にいたのか、いつ東京に帰ったのかは聞いていません

 

でも、東京が焼け野原になった昭和20年から、わずか3年後の昭和23年

15歳になった母は祖母に連れられて上京し

そこで再会した信ちゃんに、こんな綺麗な文箱をいただいたんですね

 

レトロとか懐かしさ以上のメッセージを受け取れた気がします

 

 

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