こじまるーム

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国立公文書館 『平成』の書と「江戸時代の天皇」展

今月は2回も東北へ行ってるので、このGW10連休はおとなしくしておこうと思ったのですが、どうしても観たいものがあって国立公文書館へ行ってきました

 

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それは…「平成」の書(本物)

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…ではなくて「江戸時代の天皇」展 

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嬉しい入場無料です

タダなのに申し訳ないくらい勉強になりました

 

村上天皇(~967年)以降、天保12年(1841)光格天皇の代で天皇号が再興されるまで、”〇〇天皇”ではなく”〇〇院”という院号で呼ばれていたこととか

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元号について

「明和九年は”迷惑=めいわく”に通じる」だの

「”天明”は”天命”に通じ天命が尽きる」だの語呂合わせで心配をする噂が出回ったり

 

帝や院の行列を町人達が沿道に並んで見物していたり(二階から見てはダメというお触れはあったけれど、大名行列みたいに顔をあげちゃダメというわけではないみたいです)

現在とあまり変わらないですね

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展示内容は

第1章 天皇・朝廷と天下人

    信長・秀吉と天皇・朝廷

    徳川家康と朝廷

第2章 江戸幕府と朝廷

    朝廷と幕府の軋轢と安定

    朝幕強調の時代

第3章 元号の選定と改元

    江戸時代初期の改元

    元号の選定と改元過程

    元号あれこれ

第4章 光格天皇と朝儀復興

    天明の大火後の内裏造営

    天皇号の再興

第5章 天皇・朝廷と民衆

    朝廷儀式と民衆

    天明の飢饉と天皇・朝廷

それぞれのテーマごとに当時の日記、絵図など関連史料が展示してあります

受付で音声ガイド(200円)を借りることができます

5月12日まで

 

 

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絵図史料の女性の髪型の変化も目にとまりました

今のテレビや映画の時代劇では江戸時代というとひとくくりで同じ髪型(カツラ)ですが、

 

1787年の都名所図会でお正月に参内する公家の様子を見物している女性の髪型は、顔の両脇の「びん」はあまり張っておらず、後頭部下の「たぼ(つと)」が大きく出てます

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この髪型を再現している映像作品というと

溝口健二監督の「近松物語」くらいでしょうか?香川京子さん美しいです

 

それから37年後、1824年の光格上皇の御幸図の中の見物人の女性の髪型はびんが張り出し、たぼ(つと)が目立たなくなっています

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 「御宿かわせみ」の最初のシリーズの真野響子さんの髪型が近いかも

 

この市中の髪型の人気が宮中に伝わって、ただの垂髪だったおすべらかしが、現在の形になったと以前本で読みました…古式ゆかしいと思ったらけっこうモダンだったんですね